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ウブドについて
バリの首都デンパサールから北に車で1時間ほどにあるウブドは、ビジュアルアートやパフォーマンス、優れた芸術工芸品などで世界に知られて、インドネシアでも芸術文化中心地として注目をあつめています。
素晴らしいライスフィールドに囲まれたウブドはおだやかな風が心地良く、バリ島でもデンパサールやほかのビーチサイドのロケーションと人目で違った雰囲気が感じられます。最近では食の中心としても注目を集めており、ワールドクラスのレストランやカフェ、地元の食堂などがギャラリーや蓮池、王宮や寺院などと共にメインストリートに点在しています。
ウブドから近隣の村落には織物や木彫り、影絵ほか独自の工芸品などを手がける芸術家たちが多くみられます。主要宮殿はウブドの中心、町の市場の向かいに位置し、ビレッジシアターでは予後とに伝統舞踊の公演が行われます。文化的な要素を知る機会もさながら、ウブドには多くのバリヒンズー教の儀式が、ほどんど毎日村のどこかで行なわれるのが見られます。
バリについて
バリの文化は独特です。バリの人々は自己満足の中で生きているといわれています。これは決して誇張ではなく、たとえばバリ人に天国はどんなところかと聴いてごらんなさい、日々の心配がないバリのようだろうという答えが返ってくるでしょう。彼らはバリに暮らし、死後はバリの地に眠り、そして来世でもバリに生を受けたいと願っています。
けれどもバリ人が変化を嫌っているわけではありません。それどころか彼らは独自のやり方で様々に変化しています。これは歴史的にもさかのぼっていえることです。バリ島やインドネシア各地にヒンズー教の布教が始まる前、人々はアニミズムを信仰していました。ヒンズー教が到来するとその教えは地元の宗教と見事に融合していきました。ですからバリのヒンズー教はインドのそれと異なります。宗教に限らず、ほかの要素にしてもこのように流れていっているのです。
宗教色が強く神話の象徴をあらわしていた伝統絵画は西洋絵画や近代絵画に出会ったとき、コンテンポラリーな絵画が生まれました。そこには創造性豊かなトピックの中に強いバリの世界が感じられます。また舞踏や音楽、ワヤン劇場なども時代を追って現代風に、同時に高い芸術性を兼ね添えていきながらも、常に宗教的な意味を内に秘めており島の神々を讃えるものに仕上がっています。木彫りや石彫り、金銀細工なども絵画同様、それぞれの個性を誇張しながら優雅に外界へと発信し続けているのです。バリのバティック織物はジャワにその起源をもっていますが、その後イカットやダブルイカットなどの織物へと発展するひらめきとなっていきました。






